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スポーツと色の関係 6-6

一般的に人が色を識別して行動を起こす時間は約0.35秒と言われています。
このうち色を識別するのに0.2秒、そして筋収縮時間が0.15秒かかるとされています。
筋トレで鍛えて短縮されるのは筋収縮時間で、色を識別する時間は短縮されません。

元筑波大学教授の古藤氏はこの識別時間を短縮することができないか実験を行ったことがあるそうです。

実験は通常の白黒ハードルの他に赤、黄色、青のハードルを作り、少額4年生から高校3年生までの540人に50m走ハードルの平均タイムを取るというもの。

その結果、(小学4年生男子の場合)

赤  12.2秒
黄色 11.9秒
青  12.0秒
白黒 12.5秒

と、黄色が最も短縮されていたことがわかりました。
運動会の障害物競争は黄色い障害物を設置すると、みんなのタイムが上がるかもしれません(笑)

このような実験がなくても、黄色は認識しやすい色、夜でもすぐにわかる色として皆さんご存知だったと思います。

皆さんも、新1年生になった時にランドセルに黄色いカバーを付けたり、黄色の帽子をかぶったり、雨の日は黄色い傘を持つように言われませんでしたか?

これらは、例えば、車を運転するドライバーさんがすぐに子供が歩いていることが
わかるようにだったり、防犯の面で大人がすぐに子供の位置がわかるようにするための知恵だと思うんですね。


と言うように、スポーツの世界においても少しづつ「色」に対する興味や評価で出てきつつあります。

今は新学期。
新しい部活動の道具やウエア、ユニフォームを用意される方もいらっしゃると思います。

少しだけ「色」にこだわって選んでみるのも面白いかもしれません。
また、今まで使ったことのない「色」の道具やウエアを試してみて比較するのも面白いかもしれませんね。

今後も「スポーツ」と「色」に注目です。

at 2016/04/21 12:14:17