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新リーグ構想


先日3月25日に JAPAN 2024 TASKFORCE の会議がありました。
3回目となったこの会議では、新リーグ参入の具体案も挙がってきたようです。

新リーグの案は
1部トップリーグ 12~16チーム
2部トップリーグ 16~24チーム
地域リーグ
の3部構成のようです。


それぞれに具体的な数字も出ているようで、例えば
1部リーグは、5,000人収容のアリーナを
2部リーグは3,000人収容のアリーナを確保すること。

1部リーグは年間売上収入2億5,000万円以上、
2部リーグは1億円以上で
チームの人件費が売上収入の50%を超えてはならない等。

また、1部リーグはユースチームを有する事も掲載されています。


さてさて、我らが福岡県で5,000人収容のアリーナはあったかな?
と思って検索したところ・・・
マリンメッセ 15,000人
福岡国際センター 10,000人が該当しました。

が、この2つ、シーズンの土日毎にバスケットで借り続けることが
できるのか?? という疑問もあります。

ちなみにバスケットで優先できそうな体育館の筆頭、
代々木第2体育館で3,200人、
BJオールスター会場になったゼビオアリーナ仙台も
がんばって4,200人の収容だそうです。

また、5,000人収容を前提にチケットの販売、
警備員動員、各種スタッフの配置
交通機関等との相談(交通の便が厳しいところはシャトルバス)など
を考えるとかなり費用が掛かり、財政が厳しいチームも出てきそうな
感じもします。

ましてや、今までのように観客動員が少ないと・・・

実業団チームは企業内で人員の確保なども
可能かも知れませんが、福岡など地方チームに
とってはかなり高い壁になるかも知れません。

バスケットもサッカーや野球のように、その競技者では
ないけれど、試合を見に会場に足を運んでくれる
一般のファンを多く作らなくてはなりません。

以前、バスケット経験者ではない友人を誘って
BJの試合を見に行ったことがあります。

友人は見ていても何で審判が笛を吹いて
止めたのかルールが難しくてわからない、
何で最後の1秒まで一生懸命がんばらないの??
(ファールゲーム試合だった)
と言っていました。

競技の性質と言えば、性質なのですが
ファールゲームはフリースローばかりに
なりますし、点差が開いた試合では
最後に諦めた感が見えてしまい
一般の方には緊迫感の無い試合に
見えてしまうようです。

最終的には、「おもしろくなかった
次はもういいや・・・」という
感想になるのかも知れません。

最後まで結果がわからなくて、ドキドキする試合。
最後の1秒までがんばれる試合。
バスケット競技では、財政よりも何よりも
これが一番高い壁だったりする気がします。

どれだけ良い施設を整えても、
利便性を追求しても、競技(試合)そのものが
面白くないと、お客様が来てくれないと思うのです。